2008/07/01

500円の弁当

J1の舞台に戻ってきて 早4ヶ月。
6年ぶりのその場所は私達にここまで、
前にいた時よりも遙かに「強いチームとの差」を感じさせている。
強いチーム=少なくとも貧乏ではないチーム。潤沢な資金のあるチーム。
そういう差は、やっぱり正直感じる。

「チームの人件費(強化費とか含む)」の差が3~4倍ある ということ、
これを判りやすく比較すると
「500円のコンビニ弁当 VS 2,000円の有名ホテルのランチ」
の、差となる。

J2にいたときは、お金持ちの人でもせいぜい千円の弁当だったし
まわりはおにぎりとカップ麺で合計300円の人も少なくなかったから
500円の弁当でも別に引け目を感じることはなかったんだけど
J1に来たら500円の弁当食べてるの私達だけ。
上のほうの人等は、見たことないようなすごい昼ごはん食べてる。
引け目はここまで、たくさん感じてきた。

500円の弁当は果たして2千円のランチの満足度に勝てないか。
否、どうやったら500円でも渡り合えるか。

そこで思い出すのは厚別の晴れ渡る青空の下の
かつてのしまふくごはん。去年のしま福。
そうだ、あれは安くて量もそんなに多くなかったけど、
だけど私達をいつも心から満足させてくれた。
出来合いではない、明らかに誰かの手作りの匂いのする、
心のこもった小さなお弁当。だった。
それは厚別の広い空と澄んで乾いた空気に、
とてもよく似合っていた。
そうだ、あれは2千円のランチには出せない味だ。

今年は残念ながら「しま福」には出会えない。
だけども、決して贅沢な食材が使えるわけでない、
低予算、豪華ではない、量も多くない、
けれど心をこめて作られているであろうチームがある。

厚別の空の下で、厚別の空の青さに似合う、
そういうチームを見たい。そういう輝きを与えたい。
それが叶ったとき、
札幌は500円の弁当でも渡り合えているだろう。


※写真は今年2月の豊平区のイベントで参加者に振舞われた
りょうぼさんお手製のタコライス+テリーヌです